東京の上野動物園で生まれ、現在は中国で暮らすジャイアントパンダ・シャンシャンの誕生日を前に、東京・港区ではパンダをテーマにした中国のアートイベントが開かれました。

色とりどりのパンダの人形や著名人をモチーフにしたユニークな絵画。今月12日に8歳の誕生日を迎えるジャイアントパンダ・シャンシャンの誕生日を前に、東京・港区ではきょうから、「中国パンダ絵画芸術展国際ツアー」が始まりました。

会場には、日本のパンダファンや観光関係者などおよそ150人が訪れ、中国のアーティストによるさまざまなパンダの作品が展示されました。

なかには世界のクリエイターとコラボレーションしたものもあります。

パンダファン
「日本人も中国人もパンダ好きという意味では、非常に通じるものがあります。パンダ熱をお互いに高めていって盛り上げていきたい」
「パンダをきっかけに中国という国を知って、文化を知ってほしい。パンダだけじゃない魅力がある国なので」

イベントは中国駐東京観光代表処などが主催したもので、代表は「パンダは日中をつなぐシンボル」としたうえで、一人でも多くの人に日中友好の思いを深めてほしいと話しています。

展示会は今月13日まで行われます。