「見せる復興」をコンセプトに再建工事が進む首里城正殿の見学エリアの公開が、8日で終了しました。

6年前の火災で焼失した首里城正殿の再建工事は「素屋根」と呼ばれる仮設の建物の中で進められていて、「見せる復興」をコンセプトに、見学エリアが設けられてきました。

正殿の屋根と同じ目線で工事を見学することができましたが、工事の進展によって「素屋根」が解体されるため、見学エリアは8日閉鎖されました。

▼東京からの観光客
「鬼瓦の大きさとか、前と違う感じがして、屋根の細かいところまで見られるのはなかなかないから、貴重だと思っていっぱい写真を撮ろうと思っています」

首里城正殿は来年秋に完成する予定で、見学エリアの閉鎖後は映像や模型などで、工事の最新状況を紹介するということです。

工事はいよいよ終盤に入ります。