オーストラリア最大の都市シドニーで、南半球の冬を彩る「光の祭典」が開催されています。

冬の南半球で最大規模のイベント「ビビッド・シドニー」。

オペラハウスなど観光名所がライトアップされ、世界各国のクリエーターらの手によるアートを体感できます。

記者
「いま私はシドニーハーバーに浮かぶヨットの上にいます。このビビッド・シドニー、海の上からも楽しむことができるんです」

この「光の祭典」、南半球では冬のこの時期に観光客を呼び込もうと2009年から始まったものです。

現地で観光案内をする 宮下光信さん
「この時期にセーターを着て、ジャケットを着て、でも今、何月?6月だよ。そういう地球の大きさ、それを楽しむことができるんじゃないですか」

去年は国内外から250万人以上が訪れ、経済効果は日本円でおよそ170億円にのぼったということです。

アトラクションのほとんどは無料でみることができ、訪れた人たちは美しく彩られた冬の夜を遅くまで楽しんでいます。

「ビビッド・シドニー」は14日まで開催されます。