ウクライナ北東部ハルキウで7日、ロシア軍による2度の攻撃があり、合わせて4人が死亡しました。

ハルキウ市長は、市内に7日未明、ロシア軍のミサイルやドローンなどによる攻撃があり、これまでに3人が死亡、21人がけがをしたと明らかにしました。ロシアによる侵攻開始以降、「ハルキウへの最も強力な攻撃」としています。

その後、この日の午後にもハルキウ市の中心部にロシア軍の空爆があり、これまでに1人が死亡、18人がけがをしたということです。

ロシアのプーチン大統領はウクライナによるロシアの軍用飛行場への攻撃に対し報復を示唆していますが、ゼレンスキー大統領はハルキウへの攻撃を受けて、「ロシアのこうした攻撃は『報復』ではなく破壊であり、人命の完全な破壊こそが彼らの望みだ」と強く非難しました。