6日午後、北海道八雲町のスーパーの駐車場で、走行中のワンボックスカーからタイヤが脱落する事故がありました。
6日午後2時半ごろ、北海道八雲町の東雲町にあるスーパーの駐車場で、60代の男性が運転していた走行中のワンボックスカーから、左前輪のタイヤが脱落する事故がありました。

脱落したタイヤは、駐車してあった車3台に衝突。
3台のうち2台は無人で、もう1台の車内にいた人にけがはありません。

また、ワンボックスカーを運転していた60代の男性もけがはありませんでした。
ワンボックスカーは函館市からせたな町方向に向かう途中で、買い物をするためにスーパーに立ち寄っていました。

警察によりますと、ワンボックスカーのタイヤは、4月下旬に男性自身が交換作業をしていて、交換後に試し走行をしてからナットの「増し締め」をするべきところを怠っていたということです。
警察は、車の運転前にはナットの締め付け状態の点検をし、走行中に異変を感じた場合は、すぐにタイヤの状態などを確認するよう呼びかけています。
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