ウクライナ各地でロシア軍によるドローン攻撃が相次ぎました。ロシアでは、1日にウクライナによる軍用飛行場へのドローン攻撃があり、プーチン大統領が報復を示唆したとされていました。
ウクライナ空軍は、ロシア軍が4日夜から5日朝にかけて、ドローン103機や弾道ミサイルを使いウクライナ各地を攻撃したと発表しました。
クリメンコ内相によりますと、このうち北部チェルニヒウ州では1歳の赤ちゃんを含む5人が死亡、6人がけがをしたということです。
ゼレンスキー大統領は「これで全面侵攻が始まって以来、632人目の子どもの命が失われたことになる」と述べ、あらゆる手段を使ってロシアに圧力をかけるよう国際社会に訴えました。
ウクライナは1日、「クモの巣作戦」と称し、ロシア各地の軍用飛行場をドローンで攻撃していて、これに対し、プーチン大統領はアメリカのトランプ大統領との電話会談で報復を示唆したとされていました。
ウクライナ軍による「クモの巣作戦」をめぐっては、ロイター通信がアメリカ政府当局者の話として、実際に打撃を受けたロシアの航空機はウクライナ発表の半分にあたる20機ほどで、破壊されたのはこのうち10機ほどだと伝えています。
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