今年も白根の空に大凧が舞いました。新潟市 南区の伝統行事「白根大凧合戦」が5日、開幕しました。
新潟市 南区を流れる中之口川の堤防で始まった「白根大凧合戦」

およそ300年の歴史がある白根地域の伝統行事です。

両岸から縄を絡ませて引き合う合戦を行うのが恒例ですが…
【記者リポート】「快晴で風も適度に吹いていますが、風向き不良のため合戦ならず。今日の対決は中止となりました」

5日は西寄りの風が強く、両岸から縄を絡ませることができないため、西側のみで大凧を揚げることになりました。

【参加者は】「本当は合戦したかったけど、仕方ないよね自然だから。また明日から良い風吹くようにいっぱい飲みます」

【参加者は】「1年に1回しかないので、白根の人はみんな準備に1年かけてやってきたので、ここでみんな出し切ってやれればなと」

5日は高気圧に覆われ過ごしやすい一日となり、参加者は懸命に大凧を飛ばしていました。

白根大凧合戦は9日まで行われますが、6日は30℃以上の真夏日になると予想されていて熱中症に注意が必要です。
