ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアのプーチン大統領に対し、首脳会談の開催とともに、それまでに停戦を実行するよう求めました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「パートナー諸国も支持してくれると信じているが、ロシアと首脳会談を行う前に停戦することを提案する」

ゼレンスキー大統領は4日、首都キーウで記者会見を開き、高官級レベルの交渉は「無意味」だとしてプーチン大統領に対し、首脳会談の開催とともに、それまでに停戦するよう求めました。

また、ロシアが提示した和平に関する覚書の内容について、一方的に併合した4州からのウクライナ軍の撤退など、これまでの主張と変わらないと指摘した上で、「これは覚書ではなく最後通告だ」「実行可能なものではない」と強く批判しました。

一方、トルコでの直接交渉で合意した捕虜の交換について、今週末にも500人の交換が行われる見通しだと述べました。