アメリカのトランプ大統領が重要政策として推し進めている減税策などを盛り込んだ法案をめぐり、実業家のイーロン・マスク氏が「無駄遣いだ」と批判を繰り返しています。
トランプ政権で歳出削減に取り組む政府効率化省を率いていたマスク氏は3日、トランプ大統領が進める減税策などを盛り込んだ法案について、「もう我慢の限界だ。この莫大で法外な、バラマキだらけの法案は不快で忌まわしい」とSNSで激しく批判しました。トランプ氏が「大きく美しい法案」と呼んでいるこの法案には、第一次政権で始めた減税策の延長や飲食店従業員のチップ収入の非課税化など、実現を強く訴えてきた政策が多く含まれています。
ただ、議会予算局はこの法案について、10年間で財政赤字を2兆4200億ドル=およそ350兆円拡大させると指摘しています。
与党・共和党は法案を議会下院で通過させ、上院で審議が行われていますが、マスク氏は「法案に賛成票を投じた者は恥を知るべきだ」と批判。4日にも「アメリカを破綻させることは絶対に許されない!廃案にしろ!」と重ねてSNSに投稿し、法案への反対を呼びかけています。
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