米津龍一気象予報士:

あす6月5日は二十四節気の一つ、「芒種」です。

穀物の種を蒔いて田植えをする頃と言われているのですが、あすはどうなるのか?お天気ポイントはこちらです。

2週間ぶりの真夏日。
田植えをするにはちょっと暑過ぎるかもしれません。

では早速予想最高気温をご覧ください。
きょうと比べて3℃前後高くなる予想となっています。甲府が2週間ぶりの30℃以上の真夏日で31℃予想。
勝沼は30℃。これは15日ぶりとなります。大体6月下旬~7月中旬並みの気温ということであすはきょうよりも暑くなりそうです。

暑さの質なんですが、まずあすはきょうと違って朝から高気圧に覆われて晴れる見通しです。

高気圧は時計回りに風が吹きますから、ぐるっと沖縄の方から中国大陸を渡って西の方から暖かい空気が入ってきやすいんです。
中国大陸の方から入ってくるということは比較的乾燥しているので、乾いた空気を運んでくるんです。

ですからあすはきょうのような蒸し暑さはなく、カラッとした暑さとなる見込みです。

気になる梅雨入りですが、ポイントはこの梅雨前線と太平洋高気圧の関係性なんです。

この太平洋高気圧がグッと北上してくると、梅雨前線が押し上げられる形となります。つまり、この太平洋高気圧の動きはどうなるかということで梅雨入りの目安がわかってくるということなんです。

<米津予報士の梅雨入りの予想日はいつか?詳しくは動画をご覧ください>