新潟県庁で3日、震度6強を観測する地震が新潟市で発生して停電が起きたという想定の訓練が行われました。

この訓練は、2005年の12月に発生した『新潟大停電』を教訓に、翌2006年から毎年実施されているものです。

当時は30市町村で最大65万戸が停電。
県庁内でも自家用発電機が作動せず、復旧にまでおよそ9時間を要しました。

訓練では、非常用発電機が故障した場合も想定。東北電力に電源車の派遣を要請して、職員が県庁の設備と接続する手順を確認しました。

【新潟県管財課 渡辺剛 参事】
「一通りの手順は確認できましたし、電力の供給も問題なくできた」

訓練は今後も、毎年行っていく方針です。