プロ野球・巨人で選手、監督として活躍し「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄さんが亡くなりました。89歳でした。

巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんは、きょう午前6時39分、肺炎のため都内の病院で亡くなりました。89歳でした。

長嶋さんは1958年に巨人に入団し、打点王、本塁打王の2冠に輝き、新人王を獲得。天皇皇后両陛下をお迎えした初の天覧試合では、サヨナラ本塁打を放つなど、その勝負強さでプロ野球ブームを巻き起こしました。

そして1974年、現役引退の際には後楽園球場で「わが巨人軍は永久に不滅です」との名言を残しました。

「ミスタープロ野球」として親しまれ、2013年には国民栄誉賞を受賞、2021年には野球界から初となる文化勲章を受章しました。