乳幼児の成長をデジタルツールを活用して支援していこうと、山口県周南市が30日、障害者の支援活動などの事業を手がける企業と連携協定を結びました。



周南市が協定を結んだのは東京の「LITALICO」で、藤井市長と協定書に署名しました。

「LITALICO」は、障害者の支援活動や子どもの成長を手助けする事業などを行っています。

協定では、国が子どもの健やかな成長を目指し、2028年度までに全国の自治体に求めている「5歳児健康診査」に向けて、デジタルツールを活用した保護者への問診票の作成や、分析などを行うシステムの構築などを検討するとしています。

LITALICO 亀田徹 シニアバイスプレジデント
「さまざまなデータが蓄積されております。そのデータを周南市の保護者の方々にどのように提供していくことができるか、そこを弊社の強みとしながら、さらに効果的な提供のあり方について検証して参りたいと考えております」

市では、来年度からの「5歳児健康診査」の実施を目指していて、LITALICO側と速やかに協議していきたいとしています。