30日に公開が始まった映画、『か「」く「」し「」ご「」と「』。
実は新潟市内の各地がロケ地となっています。新潟市の高校では聖地巡礼に向けた準備も行われています。
奥平大兼さんや出口夏希さんらが出演し、他人の気持ちが見えてしまう高校生5人を描く、もどかしくも切ない青春ラブストーリーです。

【記者リポート】
「このノスタルジックな雰囲気の漂うどっぺり坂は、主人公たちの通学シーンで使われました…」
新潟市中央区の「どっぺり坂」では5人が楽しそうに通学する青春のシーンが…。
ほかにも、飲食店などが立ち並ぶ「上古町商店街」や、「関屋浜」もロケ地として活用されました。

2024年8月には、「新潟商業高校」が主人公たちが通う学校として撮影に使われました。教室や廊下、図書館など、さまざまなシーンで撮影が行われたそうです。

そんな新潟商業高校では、ロケ地を巡る観光客を校舎にも呼び込もうと、生徒と新潟県観光協会などが、29日に打ち合わせを行いました。

衣装の展示をしたり校内のロケ地をスタンプラリーで巡ったりするなど、それぞれの生徒が1か月かけて考えてきた案を発表しました。
【3年生】
「映画に興味をもってもらいたいし、高校を自慢できるように自信をもってもらいたい」
【新潟県観光協会 FCコーディネーター 土田悠さん】
「フォトコンテストや校内ツアーで回るなど、いろいろなアイデアがあったんですけど、それをいい形にまとめて企画が実現できたらいい」
どっぺり坂や商店街など聖地巡礼ツアーもできる新潟市。
みなさんも、映画を見てロケ地を散策してみてはいかがでしょうか。
