難病に指定されているパーキンソン病の患者会が、生活への支援について新潟県に要望を行いました。

県への要望に訪れたのは、全国パーキンソン病友の会の新潟県支部です。
友の会は県に対し、パーキンソン病専門のスタッフが常駐するリハビリ施設を各地域に設置することや、働くことを希望する患者に対し、就労の相談や職場の環境整備など、患者やその家族へのさらなる支援を求めました。

全国パーキンソン病友の会 新潟県支部会長 石井和男さん
「パーキンソン病の患者の進行を遅らせることが、将来的には新潟県のためになるのではないか。行政にも力を貸してもらいながら、制度面の応援をしてもらいたい」

県によりますと、パーキンソン病の医療費の助成が受けられる受給者証を持っている患者の数は、県内には2024年度末で2432人いるということです。