水痘、いわゆる「水ぼうそう」の富山県内の患者報告数が注意報レベルを超え、県は、感染対策のため注意を呼びかけています。

富山県内の水ぼうそうの今月19日から1週間の1医療機関あたりの患者数は1.52人と、注意報レベルの基準となる1人を超え、今後、大きな流行が発生する可能性があるとみられます。

地域別に見ると、富山市保健所管内が4人と最も多く、次いで中部厚生センター管内が1.33人となっています。

水ぼうそうは感染力が非常に強く、接触感染や飛沫感染、空気感染で広がり、成人や妊婦などは重症化リスクが高く致命的になる場合があります。

水ぼうそうはワクチン接種で予防が可能で、県は、生後12か月からの定期接種を受けるよう重要としてワクチン接種などの感染予防を呼びかけています。