ロシアとウクライナの次回の直接協議が来月2日、トルコで行われる見通しとなりました。

ロシアのラブロフ外相は28日、ウクライナとの次回の直接交渉について、来月2日、トルコのイスタンブールで開催し、ロシア側の和平案を示す用意があると表明しました。

ラブロフ外相はこの日、アメリカのルビオ国務長官と電話会談をしていて、ロシア外務省によりますと、直接協議についてのロシア側の準備状況を説明しました。

アメリカ国務省によると、ルビオ氏は「ロシアとウクライナの建設的で誠意ある対話こそが戦争を終わらせる唯一の道」だとするトランプ氏の考えを伝えたということです。

こうした中、ウクライナメディアによりますと、和平にむけた協議をめぐり、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領、プーチン大統領との3者会談など「あらゆる形式で会談を行う用意がある」として、改めて首脳会談への意欲を示しました。

こうした意向を「アメリカ側もロシア側も知っている」としています。トランプ大統領は…

アメリカ トランプ大統領
「(Q.両大統領の会談に同席しますか?)必要ならそうする」

また、ロシアに対して警告している追加制裁について、「取り引きが成立間近だと思えば、それを台無しにしたくはない」と話し、ロシア側の対応を見極める考えを示しています。