トランプ政権がアメリカに留学を希望する人たちの学生ビザについて取得のための面接の新規予約受付を一時停止するよう指示したと報じられたことについて、中国外務省は「学術交流は妨害を受けるべきではない」と懸念を示しました。
アメリカのニュースサイト「ポリティコ」は27日、ルビオ国務長官が世界各国のアメリカ大使館に対し、学生ビザ取得のための面接予約の新規受付を一時停止するよう指示したと伝えました。
これについて中国外務省の毛寧報道官は28日の記者会見で懸念を表明しました。
中国外務省 毛寧 報道官
「中国は、正常な教育分野の協力や学術交流が妨害を受けるべきではないと一貫して考えている」
そのうえで、毛報道官は「アメリカは、中国を含む各国からの留学生の合法で正当な権益を保障するよう強く求める」と述べました。
アメリカ国務省によりますと2023年度、中国からアメリカの留学生は27万7398人だったということで、大きな影響が出ることが予想されます。
注目の記事
「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】

寒暖差で危険なヒートショック「今年は明らかに救急患者が増加」風呂だけではない、自宅では“3つの場所”で起こる⋯医師に聞く対策は?

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中









