コメを安く買えるようになるのでしょうか。備蓄米の随意契約による売り渡しに新潟県内の企業も手を挙げています。

農林水産省が「5キロあたり2000円程度」で店頭に並ぶことを目指し、26日に始まった随意契約による備蓄米売り渡しの受け付け。

小泉進次郎 農林水産大臣は27日夜の時点でおよそ70社から申し込みがあったとし、2022年産米の数量の上限に達したため、大手小売業者を対象とした受け付けをいったん休止すると発表しました。

購入の申し込みをした業者の一つが、「原信」や「ナルス」を展開する長岡市のアクシアルリテイリングです。
先月上旬から備蓄米の販売を行っていて、今回は2022年産米195トンの購入を申し込みました。

販売の時期や価格は未定だということですが、「コメを安く買いたいというお客のニーズに応えることで地域のスーパーとしての使命を果たしたい」としています。

備蓄米放出をめぐり、小泉氏の大臣就任後わずか1週間での出来事。
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【花角知事】「何としても価格高騰、高止まりを止めようという強い意志の表れと理解している」

花角知事は「流通・供給とともに生産者と消費者が納得できる価格で安定することを期待する」としました。