建設業界の未来を担う高校生たちに、大手建設会社の技術者が「業界を取り巻く環境と未来」について語る講演会が岡山市北区で開かれました。
岡山工業高校が土木や建築を学ぶ生徒約240人を対象に開いたものです。生徒にものづくりの世界の魅力を感じてもらい、進路選択の助けになればと2018年から行われています。

登壇した建設会社の社員は、脱炭素社会を実現するため国が推進する海の上の風力発電施設や大阪・関西万博のメイン会場の建設について話し、生徒たちはメモを取り懸命に耳を傾けていました。

(土木科3年生)
「挑戦力があって計画性もある技術者になりたいと思っています」

(建築科3年生)
「自分では知らないことがまだたくさんあるんだなと思い、これからも建設業に関して勉強していきたいなと」

担い手不足が叫ばれる建設業界ですが、岡山工業高校は県の内外を問わず業界を支える技術者を多く送り出したいと話しています。