今年、福島県内で発生したなりすまし詐欺の被害額は、4億円あまりで、去年より3億円以上増えていることがわかりました。
県警察本部によりますと今年、県内で発生したなりすまし詐欺の被害は4月末までに64件で、去年の同じ時期と比べて33件増えました。被害額は、およそ4億1000万円で、去年よりも3億4700万円ほど増えています。
手口別にみると、オレオレ詐欺が29件とほぼ半数を占めていて、このうち28件が、警察官をかたる詐欺だったということです。県警は、「警察官が指示するお金の話は詐欺」として注意を呼びかけています。