福島県いわき市にあるスパリゾートハワイアンズでは、1日夜、新人ダンサーが、昨夜、2本のナイフを使った「ファイヤーナイフダンス」を初めて披露しました。果たして、うまくいったのでしょうか?

いわき市のスパリゾートハワイアンズ。ショーといえば「フラガール」が有名ですが、中には、お目当てが違う人も駆けつけていました。

北海道から駆け付けたファン「ナイフ2丁デビューということで、グッズを2本買いました。頑張ってくださいエディー」

チーム「シバオラ」によるファイヤーナイフダンス。その中でも、観客の注目を浴びたのは、いわき市出身のエディ勇人(はやと)こと、村上勇人さんです。

子どもの頃、ファイヤーナイフダンスと出会った村上さんは、その光景に衝撃を受けたといいます。

村上さん「短い時間であれだけの迫力と表情と、お客さんを巻き込むパフォーマンスができる、ダンサーとしての力もすごいんでしょうけど、ファイヤーナイフダンスの魅力、それがすごい刺さりましたね」

ハワイアンズでおととしからダンサーの道を歩み始めた村上さん。真のファイヤーナイフダンサーの証であり、憧れでもあったナイフ2本での舞台デビューを目標に、およそ1年間、厳しい練習を重ねてきました。

そして、迎えた1日。ナイフ2本での演技に初めて挑戦しました。

「オリャー!ダンダンダンダンイィィィィヤッハァ!」

鍛え抜いた肉体が生み出す力強いパフォーマンス。2本のナイフを高速に回しながら、左右で違う動きはオリジナルの演出です。

その後も、観客の盛り上がりに合わせ次々に勇猛果敢な技を繰り出していきます。

会場から沸き起こる拍手と歓声。見事なパフォーマンスが観客の心をとりこにしていました。

北海道から来た男の子「2本もばーっとかやっているのも上手でびっくりしました。感動して涙でました」
北海道から来た女性「火の扱い方とか素晴らしいです。努力されたんだなと思いました」

エディ勇人さん「きょうは自分の中でマックスの演技ができたと思います。お客さんを盛り上げるパフォーマンス力を極めていきながら、2丁のダンサーとしてしっかりやっていきたいと思います」

エディ勇人さんは、「今後、ファイヤーナイフダンスの世界大会への出場も視野に技術を磨いていきたい」と話していました。