伊江島で起きた実話を基にした映画「木の上の軍隊」の完成にあわせて那覇市の映画館で舞台挨拶が行われ、主演を務めた俳優の堤真一さんらが登壇しました。

映画「木の上の軍隊」は、太平洋戦争末期の伊江島で、2人の日本兵が大きなガジュマルの木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年間生き抜いた実話を映画化したものです。

ダブル主演をつとめた俳優の堤真一さんと山田裕貴さん、そして県出身の平一紘監督が那覇市の映画館で舞台挨拶を行い、伊江島での撮影の思い出や映画への思いを語りました。

▼山田裕貴さん
「お子さんも見られる、戦争を題材にした映画」「見てもらって、何を受け取ってもらうか、それがやっぱり、すごく楽しみ」

▼堤真一さん
「沖縄で撮ったこの映画を、沖縄の方たちに力になってもらって、そのエネルギーが全国にとどろけばいいなと思います」

「木の上の軍隊」は、来月13日の沖縄での先行公開を皮切りに全国の映画館で上演されます。