全国の農業高校初の、環境にやさしい米作りが始まりました。

富山市の中央農業高校ではドジョウのふんを肥料として活用するなど、有機栽培による米作りを続けていて、27日は生物生産科の3年生4人が10アールの田んぼにコシヒカリの苗を植えました。

ことしは新たな挑戦として化学肥料を一切使わない100%有機質のペースト状の肥料を使ってコメづくりを行います。
ペースト状の肥料は田植えと同時に肥料を入れるため、追加で肥料を与える必要がなく作業の軽減にもつながります。
100%有機質のペースト状の肥料によるコメ作りは全国の農業高校では初めてです。
生徒
「有機なので窒素とかの比率が普通より低いが、ドジョウのフンを含めてバランスよくなるのではと思う」
稲刈りは9月末から10月上旬の予定で、収穫したコメは学校行事などで販売されます。