パレスチナ自治区ガザでの停戦や人質解放に向けた交渉が続くなか、ロイター通信はハマスが停戦案に合意したとする一方、イスラエルや仲介国のアメリカは否定的な見解を示したと報じました。
ネタニヤフ首相
「人質解放は私たちにとって重要であり、この件について何か発表できることを心から願っています。きょうがだめでも、あすにでも。必ず、諦めません」
イスラエルのネタニヤフ首相は26日、ビデオメッセージを公開し、イスラム組織ハマスに拘束されている人質の解放に関する進展に期待感を示しました。
こうしたなか、ロイター通信は26日、パレスチナ当局者の話として、ハマスが交渉を仲介するアメリカの停戦案に合意したと報じました。
ただ、仲介役を務めるアメリカのウィットコフ中東担当特使は、ハマスが受け入れた案は自分の提案とは「まったく異なるものだ」と否定し、イスラエル政府もその内容について「受け入れられない」として拒否しているということです。
ハマスが合意したと主張する停戦案の内容と実際の提案には食い違いがあるとみられていて、今後、双方が合意できるかは不透明な情勢です。
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