山口県内では初めての取り組みです。

光市の中学生がカードゲームを通して情報を適切に活用する方法、「情報リテラシー」を学びました。

大和中学校の3年生36人が体験したのは、情報リテラシーカードゲーム「リテらっこ」です。

インターネットやSNSの利用中に起こりうるトラブルが書かれた「インシデントカード」で想定を決めたうえで、生徒たちは配られた5枚の「アクションカード」の中から最も適切な行動を話し合って決めます。
グループごとに意見を発表し、最もよかったものを「グッドアクション」に選びました。

どうやってトラブルを切り抜け、解決するかを生徒自身が考えることで、楽しみながら情報リテラシーを学ぶことがねらいです。

最近はスマートフォンを持つ中学生も多く、インターネットのトラブルに巻き込まる可能性も高くなっているといわれています。

ゲームは東京の情報セキュリティー会社「ラック」が開発したもので、県内で体験授業が開かれるのは今回が初めてです。

体験した生徒
「いつもデジタルとは隣り合わせで生活しているので、もしトラブルに巻き込まれたときのことについて考えながら、楽しくゲームをすることができました」

体験した生徒
「今後インターネットで課金することはあると思うので、課金するときはプリペイドカードとか買って、使いすぎず、ちゃんと自分で上限をかけて使っていきたいです」

大和中では情報を適切に処理する力を生徒が身につけられるよう、今後も情報リテラシーの授業を開いていくとしています。