日本で暮らすパンダ4頭が来月、中国に返還されることについて中国外務省の報道官は26日、日本が「これまでパンダを丁寧に飼育してきた」として感謝の意を示しました。
中国外務省 毛寧報道官
「日本にいるパンダは長年、日本の方々に深く愛されてきました」
中国外務省の毛寧報道官は26日の記者会見で、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドのジャイアントパンダ4頭について、「中日間で締結された協力合意に基づき、6月に帰国する予定だ」と明らかにしました。
そのうえで、毛報道官は「長年にわたり中日両国はパンダの飼育や繁殖、科学技術の研究交流、公衆教育などの分野で多くの成果をあげてきた」と指摘。「日本の協力機関はこれまでパンダを丁寧に飼育してきた」として感謝の意を示すとともに、「日本の方々がパンダを見るために中国を訪れることを歓迎する」と述べました。
現在の日中間の協定では、来年2月までに日本にいる全てのパンダが中国に返還されることになっていますが、「今後、新たなパンダを貸与する計画はあるのか?」との質問に対して、毛報道官は回答しませんでした。
注目の記事
強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

「保険が不正使用されている」記者に詐欺電話 “だまされたふり”続けるとオンラインで事情聴取 警察官姿の犯人が… 詐欺手口の全貌は

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本









