先の大戦中に戦地で亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する拝礼式が千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われ、秋篠宮ご夫妻が参列されました。

秋篠宮ご夫妻はきょう午後0時半ごろ、東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑に到着し、拝礼式にあたって、石破総理らとともに国歌を斉唱されました。

その後、日本政府がロシアや硫黄島などで収容した戦没者の遺骨368柱が新たに納骨されました。

墓苑には、身元不明で遺族に引き渡すことができない戦没者の遺骨が納骨されていて、今回の遺骨とあわせて37万1008柱が納められています。

秋篠宮ご夫妻は、そろって納骨堂の前に進み出て、深々と拝礼されました。

皇宮警察本部の音楽隊が演奏するなか、石破総理や遺族の代表らが次々と花を供え、戦没者の霊を慰めました。