来月22日に投開票が行われる東京都議会議員選挙を前に、警視庁が選挙違反の「取締本部」を設置しました。

都議選の告示まであと18日となったきょう、警視庁は選挙違反の「取締本部」を設置し、捜査員およそ2000人態勢で取締りにあたる方針です。

警視庁によりますと、2021年に行われた前回の都議選の「取締本部」設置の時点で選挙違反の疑いがあるとして警告したのは23件でしたが、今回はきのう時点で8件で、ほとんどが街頭活動中に掲示してはいけない文書を掲示したものだということです。

去年の都知事選では、全裸に近い女性のポスターが掲示されるなど、都の迷惑防止条例違反などで警告されたケースが目立ちましたが、警視庁は「厳正、公平、不偏不党な取締りを実施する」としています。

都議選は来月13日告示、22日に投開票が行われます。