雨が多くなる時期を前に新潟市では信濃川の氾濫に備え水防訓練が行われました。

新潟市南区で行われた訓練は大雨で信濃川が氾濫した際に迅速に対応できるためのもので消防団や河川事務所の担当者らおよそ280人が参加しました。こちらは「月の輪工」という堤防に穴が空いた場合の対応方法で半円状に土のうを積み水をためることでその水圧によって堤防から水が漏れることを防ぐものです。

【北陸地方整備局信濃川下流河川事務所栗林孝典事務所長】
「過去の経験を踏まえるといつ起きてもおかしくないと思いますのでその際に実際に対応できるようにしっかり訓練していきたい」
【新潟市消防団南方面隊中山大介副方面隊長】
「自分たちの安全も守りながら作業に当たらなければならないのでそういうことも意識して活動していきたい」
参加者は訓練を通して水害への対応方法を確認していました。