大相撲夏場所は25日に千秋楽を迎え、大関・大の里は横綱・豊昇龍に上手ひねりで敗れ、全勝優勝とはなりませんでした。ただ、夏場所は14勝1敗で2場所連続の優勝を果たしていて、横綱昇進を確実としています。
師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)以来、8年ぶりの日本出身力士が横綱に… 年6場所制となった1958年(昭和33年)以降、初土俵から最速での横綱がまもなく誕生となりそうです。
▼大の里(本名・中村泰輝)
石川県津幡町出身の24歳。新潟県糸魚川市立能生中学校に相撲留学し、その後、新潟県立海洋高校に進みました。日本体育大学時代には学生横綱・アマチュア横綱となり、卒業後に角界入り。初場所から所要7場所での“史上最速優勝”も果たしています。