サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は25日、デンカビッグスワンで湘南ベルマーレと対戦し2対1で勝利しました。ホームではおよそ8か月半ぶりの白星です。
去年9月14日の湘南戦以来となるホームでの勝利を目指す新潟は前半19分、リーグ戦7試合ぶりの出場となったFW谷口海斗がロングシュートを狙いますが、枠を外れます。
すると20分でした。湘南FWルイス・フェリッピが新潟陣内30m付近から右足を振り抜くと、これが決まって先制を許す展開となります。
新潟は攻め手を欠くものの、前半31分でした。相手ペナルティーエリア付近でMF長谷川元希→MF小見洋太→MF奥村仁とつながると、奥村の縦パスにMF星雄次が反応。こぼれたところをFW谷口が押し込み、同点に追いつきます。
その後もFW谷口やMF小見が積極的にシュートを放つものの勝ち越すことができず、前半を1対1で折り返します。
後半10分にもFW谷口がシュートを放ちリズムを作ると、26分でした。左サイドでMF奥村が粘って相手をはがしてFW谷口にパスを出すと、谷口も相手に引っ張られながらも走りこんできたMF小見にパス。最後は小見が落ち着いて仕留めました。新潟は逆転に成功します。
終盤、湘南は帝京長岡高校出身のDF松村晟怜を投入するなどして新潟ゴールに迫りますが、新潟は粘り強い守備でゴールを割らせません。このまま試合終了。新潟はホーム・デンカビッグスワンでは実に253日ぶりの勝利となりました。
これで新潟は18節を終えて、3勝7分け7敗の勝ち点16となっています。(15節のアウェー・川崎フロンターレ戦は6月25日に実施)