新たに林業のプロを育成します。
山梨県北杜市の県立農業大学校に森林学科が加わり、名称を農林大学校に変更し、12日、開校式が開かれました。
県は農業に加え、林業の担い手を育成しようと
県立農業大学校に林業の実務が学べる森林学科を
新たに設置し県立農林大学校に名称を変更しました。
12日は開校式に続いて入学式が行われ、森林学科で
初の学生となる9人も出席し、新生活のスタートを切りました。

森林学科は2年間で測量や造林、それにドローンなどの最新機器を使った林業の専門知識を習得し、県内の林業を支える中心的な人材を育成します。
森林学科の新入生:
チェンソーや高性能林業機械など専門的な資格を取得したい
将来林業に就職して林業のすごさや、楽しさというのを伝えていきたい
県内で林業を行っている人はおよそ960人でピーク時の4分の1程度に減少していて、
県は森林環境の保全や県産木材の有効活用で若い世代の担い手確保に力を注ぎます。