新潟県 佐渡市で23日、豊作を願う伝統の車田植が行われ、子どもたちも田植唄の歌い手として参加しました。

佐渡市 北鵜島に伝わる車田植(くるまだうえ)は早乙女と呼ばれる女性3人が田んぼの中心から、らせん状に苗を植えていきます。

これが神が降りる目印になると言われていて、あぜでは別の早乙女が田植え唄を歌います。

この日は地元の小中学生10人も歌い手として参加しました。

【地元の小学生は】「一緒に文化を体験できて良かったです」

【地元の中学生は】「頑張って覚えたのですらすら歌えます」

【東京から】「初めて見たんですけど、すごく面白かったです。渦巻き状で田植えをするっていうのがすごく興味があって一度来たいと思って来ました」

国の重要無形民俗文化財にも指定されている車田植。古式ゆかしい様子を多くの人が写真に納めていました。