化学メーカー「UBE」は今後6年間で5000億円程度投資し、2040年度までに売上高1兆円を目指すと発表しました。

東京で開かれた経営概況説明会で、UBEの西田祐樹社長は、2030年度までの中期経営計画を発表しました。

計画では今後6年間で、企業買収や統合などの投資、研究開発費として5450億円を投じる考えを示しました。

そのうえで2035年度から40年度までに、売上高1兆円、営業利益1000億円を目指すと強調しました。

UBE代表取締役 西田祐樹社長
「事業拡大によって同じ利益を得るにしてもより多くのステークホルダーへの貢献ができる世の中、人のために貢献できるというのは間違いないと思う。事業拡大によって世の中に貢献できる企業にしたい」

UBEの昨年度の売上高は4868億円で、今回の計画では「未解決な未来に挑もう。」という変革スローガンも盛り込まれています。