新潟市教育委員会では実態把握のために、市立の小中学校や高校などに通う児童や生徒と、保護者・教職員を対象に年度ごとに調査しています。
それによりますと、2024年度に新潟市の市立学校では、教職員による体罰と不適切な言動がそれぞれ1件ずつあったことがわかりました。

そのうちの1件は、50代の男性教諭が市立中学校で掃除の時間に生徒を指導する際に、顔を3回殴る体罰が2024年10月にあったというものです。
男性教諭はさらに生徒に対して、「調子に乗っているとぶっ殺すぞ」という暴言も浴びせていました。

この男性教諭は、停職1か月の懲戒処分となっています。
また、教職員による不適切な言動が高校・中等教育学校で1件あり、訓戒処分としたということです。

新潟市教育委員会の山本郁雄人事課長は、「今後も非違行為の根絶に向けて指導を徹底し、再発防止に努める」としています。