南城市の古謝景春市長によるハラスメントについて調査してきた市の第三者委員会が先週最終報告書を公表し、古謝市長による職員へのセクハラやパワハラを認定したうえで市長に辞職を提言したことを受け、市議会の野党・中立会派は19日、議会に対し、当面の間市長の職務を停止するよう提言しました。
――南城市民は…
「市民として恥ずかしい」
「辞めた方がいいのかなと思いますね」
「当事者じゃないから分からないですけど(セクハラは)あったのかなとは思いますけど」
「やってるやってないとかは関係なく、この話が出ることに大きな問題があると思う」
「以前応援していたこともあるけど、慢心でしょうかね、ただ一言、残念としか言いようがないですね」
南城市議会は19日、議会運営委員会を開いて今後の対応などについて非公開で協議しました。市議会の中村直哉議長らによりますと、野党・中立会派から市長の職務を当面停止することなどが提言されたということです。
▼南城市議会 中村直哉 議長
「(議会の)意思として表明することは可能だと思いますけど、その意思が市長の業務を害するようなことにつながるのであれば、そこまで我々ができうるものなのか、調べてみないといけない」
市長の職務停止については慎重な意見も出されたため議論継続となりましたが、議会の対応について早急に協議の場を設けることが確認されたということです。
市議会野党と中立会派は、市長に対する辞職勧告決議や不信任決議案の提出も視野に協議継続を呼びかけていくとしています。
一方、古謝市長は19日も記者の問いかけには応じず無言を貫いています。