NHK杯体操男子がおととい(17日)ときのう(18日)、東京体育館で行われました。岡山市出身の岡慎之助選手が大会連覇を果たし、10月に行われる世界選手権の代表に決まりました。

4月の全日本個人総合から始まった代表選考会もいよいよ大詰め。ここまで東京五輪の王者・橋本大輝選手との激闘を演じてきた岡慎之助選手、きのう(18日)は最終種目・鉄棒で離れ技「コールマン」に挑みますが・・・

(実況)
「あー、ここで落下!」

パリ五輪の金メダリストがまさかの落下。それでも攻める姿勢を忘れず、再び「コールマン」に挑みます。

(実況)
「もう一回やりますね、おお掴んだ」

これを成功させると、その後は大技の「リューキン」も・・・

(実況)
「リューキンにいった!掴んだ」

難なく決めきります。着地は少し乱れたものの、2位につける橋本を僅か0.2点差で振り切り、大会連覇で、自身初の世界選手権代表の切符を勝ち取りました。

(岡慎之助選手)
「今の演技構成のままだとやっぱり勝っていけないとおもうので、身体を強くして、新しい技をどんどん入れていきたい」

今大会2位の橋本も代表に決まりました。選考会で火花を散らした2人の五輪王者は10月、インドネシアで再び頂上決戦を繰り広げます。