パレスチナ自治区・ガザで軍事作戦を拡大させるイスラエル軍は、新たに大規模な地上作戦を開始したと発表しました。一方、ガザへの食料の搬入を認めると発表しました。

イスラエル軍は18日、ガザ北部と南部で大規模な地上作戦を開始したと発表しました。

軍は今月16日に軍事作戦の拡大を発表して以降、ガザ全域で空爆するなど激しい攻撃を続けていて、中東・アルジャジーラによりますと、18日ガザでは少なくとも144人が死亡したということです。

こうしたなか、イスラエルのネタニヤフ首相は声明を出し、3月に停止していたガザへの食料の搬入を認めると明らかにしました。

ガザでは食料などの不足により人道状況が極めて悪化していて、国際社会からは懸念の声やイスラエルに対して搬入を再開するよう求める声が相次いでいました。