「ロシアによる介入」などが指摘され、やり直しになったルーマニア大統領選挙の決選投票が行われ、親EU路線の継続を訴える首都の市長が当選確実となりました。

18日の決選投票では、首都ブカレストの市長で親EU路線の継続を訴えるニクショル・ダン氏が得票率54%で極右政党のシミオン党首を破り、当選確実となりました。

ルーマニア大統領選は去年11月に実施され、極右の候補が最多得票でしたが、「ロシアによる介入」も指摘されたことなどから選挙結果が無効になっていました。

極右政党のシミオン氏は、当選すればウクライナ支援に反対する人物を首相にすることを示唆していましたが、親EU路線の継続を訴えるダン氏の当選が確実になり、ウクライナ支援などは継続される見通しです。