ローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」で選出されたローマ教皇レオ14世の就任式典が先ほど、バチカンで始まりました。

バチカンのサンピエトロ広場では日本時間の午後5時から大勢の人が見守るなか、教皇レオ14世の就任式にあたるミサが行われています。アメリカのバンス副大統領やウクライナのゼレンスキー大統領ら各国の要人も参列しています。

AP通信などによりますと、バチカンの国務長官を務めるパロリン枢機卿はこれに先立ち、16日に行われたウクライナとロシアとの直接交渉が合意に至らなかったことを「悲劇的だ」と発言。

そのうえで、教皇レオ14世がバチカンを交渉の場として提供する意向を示していると明らかにしています。

教皇レオ14世は、選任直後のミサでもウクライナ侵攻の恒久的な停戦を求めていました。