倉敷市の高梁川河川敷で、水害の防止などを目的とした河川改修工事の着工式が行われました。

着工式が行われたのは「高梁川酒津・清音地区河川改修事業」で、倉敷市街地と、西日本豪雨で被害を受けた総社市清音地区の水害の防止と軽減に向け、堤防の整備・強化を行います。

高梁川は明治時代に起きた洪水を機に、流れを現在の位置に一本化する治水工事が行われていて今回の改修工事は100年ぶりとなります。

(中国地方整備局岡山河川事務所 小平剛弘所長)
「必要な工事を引き続き進めていきまして、一日も早く工事が完成するように努力していきたいと思っております」

2つの地区の改修のうち酒津地区の事業費は約210億円で、工事期間は10年間を見込んでいます。