アメリカ南部や中西部で竜巻などが発生し、これまでに27人が死亡しました。建物が完全に倒壊し、家の外壁とみられるブロックが散乱しています。

現地メディアによりますと、アメリカの南部や中西部で16日から17日にかけて少なくとも26の竜巻のほか暴風が発生し、これまでに少なくとも27人が死亡しました。

南部のケンタッキー州では18人が犠牲になったほか、10人が重体で病院に搬送。数百戸の住宅が被害を受け、当局による救助活動が続くなか、州知事は「犠牲者の数は増えるおそれがある」と話しています。

また、中西部ミズーリ州のセントルイスでは5人が死亡、5000戸以上の住宅が被害を受けたということです。

荒れた天気は18日も続く可能性があり、気象当局は警戒を呼びかけています。