天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、能登半島地震の復興状況を視察するため石川県に向かわれました。愛子さまが被災地を訪問されるのは初めてです。

愛子さまは午前9時前、沿道に集まった人たちに会釈しながら、皇居を出発されました。

愛子さまはきょう(18日)から2日間の日程で、去年(2024年)元日に発生した能登半島地震の復興状況を視察するため、石川県の七尾市や志賀町を訪問されます。

愛子さまは、きょう新幹線で石川県に入った後、七尾市を訪れ、仮設住宅に住む高齢の被災者たちの健康維持のための体操を見学するほか、がれき撤去などボランティア活動に携わった大学生と懇談されます。

愛子さまが被災地を訪問するのは初めてで、去年9月に訪問が予定されていましたが、豪雨災害のため取りやめられていました。

宮内庁によりますと、愛子さまは能登半島地震や豪雨災害に心を痛めていて、「可能な状況になれば被災地を訪問したい」と思われていたということです。