新潟の未来を担う若者たちに、自分らしいキャリアの道筋を見つけてもらおうと、損保ジャパン新潟支店とアルビレックス新潟レディースが共同で立ち上げた「NIIGATA 未来を応援 PROJECT」の第一弾イベントが、5月14日に新潟市中央区のメディアシップで開催されました。

イベントではアルビレックス新潟レディースの平尾知佳選手と山谷瑠香選手が、自身の人生を可視化した「ライフラインチャート」をもとに、これまでの人生で経験した挫折や成功、そこから得た学びを学生たちに伝えました。

平尾知佳選手が学生たちに伝えたのは…
「人生は苦しい時間のほうが長い。そんな状況でも諦めずにやり続けてほしい」

山谷瑠香選手は「今は悩んでいても、目標に向かって頑張っていればいつかは成功することができる」と話し、参加した大学生や専門学生は、選手たちの経験談に熱心に耳を傾けていました。

参加した学生は
「アスリートの方でも『人生山あり谷あり』ということが分かった。選手をとても身近に感じた」
「人生は自分でコントロールできないことも多い。だからこそ、様々な経験をすることで、自分でコントロールできる部分を1つでも多く作っていきたい」

イベントでは学生たち自身の人生の「ライフラインチャート」を作成するワークショップも行われました。

このイベントを企画した損保ジャパン新潟支店の村山洋一郎支店長は、「必ず人生を歩んでいく中で、良いときがあれば悪いときもあるといった『人生の浮き沈み』を学生には俯瞰してもらい、自分自身を客観視する良いきっかけにしてもらいたい」と話します。

「NIIGATA 未来を応援 PROJECT」は、今回のキャリアデザイントークセッションを皮切りに、今後も新潟の若者たちを支援する様々な取り組みを展開していく予定で、地域に根ざしたスポーツチームと企業が協力して若者を応援する、この新しい試みが、新潟の未来にどのような影響を与えていくのか、今後の展開が注目されます。