そしてチームの目標として掲げているのが、「東北で一番応援されるチーム」です。

(佐々木制剛 先生)
「去年東北優勝を意識させすぎてしまって、勝つことだけをイメージしていると、不安要素が出てきたときにすごく動きが硬くなった」
あえて勝つことは目標に掲げず、平常心で勝利を目指します。

この大会でチームが優勝したい理由がもう一つ。
有段者の1人でキャプテンの櫻慧祐選手がけがで欠場するのです。

(櫻慧祐キャプテン)
「出場したかったんですけど、出られない分、ほかのメンバーに自分が声をかけて頑張ってほしいなと思います」

(菅原澄空 選手)
「(普段の試合で)キャプテンは安心して試合を見ていられる。練習にもいた方が僕も練習になるので早く復帰してもらって一緒に柔道やりたいです」
出場が叶わない選手の思いも胸に、チーム一丸となって戦う滝沢二中柔道部。

18日盛岡市の県営武道館で行われる「マルちゃん杯東北少年柔道大会」で悲願の頂点を目指します。