新潟港で14日、機動救難士や海上保安部の潜水士が集結し、これからのマリンレジャーのシーズンに備えた訓練が行われました。

巡視船での訓練に臨んだのは第九管区海上保安本部の機動救難士や潜水士ら海難救助のスペシャリスト17人です。

大型船の転覆や座礁などを想定し、機動救難士や潜水士が連携して船に乗り移るなど、10項目の訓練が行われました。

第9管区海上保安本部によりますと、2024年に新潟県内では、マリンレジャー中に7人が死亡したということです。

【新潟航空基地 機動救難士 坂井郁海さん】
「現場到達の向上が目的になっているので、素早く移乗するとか、自分自身を追い込むことを意識しました」

【海上保安本部 中條智 救難課長】
「海難が発生した際には、安全に迅速に救助できるよう、引き続き訓練に励んでまいります」

海難事故は『118番』に通報するよう、9管本部では呼び掛けています。