今年もこの時期がやってきました。
境港に初夏の訪れを告げるクロマグロの今シーズン初めての水揚げが、14日朝にありました。
境港でマグロの水揚げが始まった1982年以降、最も早い初水揚げとなります。
小村ののか記者
「先ほどからマグロが次々と水揚げされています。とっても大きいです」
14日、境港に水揚げされたのは石川県沖で獲れた63本、およそ8.5トンのクロマグロです。
今年は漁獲枠が増枠し出漁が早かったこともあり、去年よりも7日早く、クロマグロの水揚げが始まった1982年以降最も早い水揚げとなりました。
境港天然本マグロPR推進協議会によりますと、海水の温度上昇や漁獲制限による資源回復などが理由で、マグロが漁場の来るのが早まっていることも一因ではないかということです。
水揚げされたクロマグロは平均135キロ、1番大きいもので225キロと大きめの個体が揃っています。
14日の最高値のマグロは1キロあたり2890円で取引されたということです。
今シーズンの水揚げは7月初旬までの予定で、およそ1100トンの水揚げを見込んでいます。