セ・リーグ公式戦 横浜DeNAベイスターズ 対阪神タイガースの試合が13日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム新潟で行われ、1対1で引き分けに終わりました。
2万1211人の観客がスタジアムを訪れた皐月の“新潟決戦”。
横浜DeNAは3回裏、阪神の先発・才木浩人を攻め、2アウト満塁と先制のチャンスを作りますが、4番・オースティンがセンターフライに倒れ、得点を挙げることができません。
横浜DeNA先発のA.ケイは5回表、フォアボール2つで1アウト1・2塁とピンチを招きますが、阪神の8番・中川勇斗から三振を奪うと、9番・ピッチャーの才木をライトフライに打ち取り、ピンチをしのぎます。
その裏、横浜DeNAは先頭の8番・林琢真が14球粘ってフォアボールを選び出塁すると、9番・ケイの送りバントが悪送球を誘い、ノーアウト1・2塁に。1番・桑原将志が犠打で塁を進め、1アウト2・3塁と絶好のチャンスを迎えます。ただ後が続きませんでした。2番・牧秀悟は空振り三振。3番・度会隆輝はレフトへのファールフライで、ここも得点とはなりませんでした、
7回表、阪神は1アウト満塁と絶好機を迎えるものの、代打・渡邉諒がサードゴロでダブルプレーとチャンスを生かせません。
一方、横浜DeNAは7回裏、7番・山本祐大がレフトオーバーの2ベースで出塁すると、8番・林が送りバントを決め、1アウト3塁。代打・松尾汐恩がセンターへの犠牲フライを放ち、ついに均衡を破ります。
8回裏、阪神は2番手で新潟医療福祉大出身の桐敷拓馬が登板。味方のファインプレーもあり、3人で抑えました。すると9回表、阪神は2アウトまで追い込まれましたが、6番・髙寺望夢がライトスタンドに起死回生のプロ初本塁打を放ち、試合を振り出しに戻します。
9回裏、横浜DeNAは1アウトから代打・九鬼隆平が左中間に3ベースヒットを放ちますが後が続かず、試合は延長戦に入ります。
その後も互いに得点を挙げられず、試合は延長12回 1対1の引き分けに終わりました。