福島市松川町では、絶滅危惧種に指定されているクマガイソウが見頃を迎え、一般公開されています。
関根佑記者「斜面一面に自生のクマガイソウが咲き誇っています。きょうは木漏れ日が降り注ぎ、まさに見頃を迎えています」
福島市松川町の水原地区で見頃を迎えているクマガイソウは、ラン科の多年草で絶滅危惧種に指定されています。この地区には、およそ3万7000株が自生していて、地域の住民が保全活動を行っています。今年は気温が上がらず、咲き始めから満開になるまでに去年より1週間ほどかかったということです。13日は、訪れた人たちが神秘的な花の姿をカメラに収めるなどして楽しんでいました。
新潟から来た人「はりきって朝3時半ごろ出てきた」「(天気が)ちょうどよくて良かった」
水原地区のクマガイソウは、18日まで一般公開されています。
